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周防灘を豊前海に

 北九州市の平成20年度新規事業に「豊前海カニ・・カキロード」という事業があります。
 これは、全国に誇る「豊前海一粒カキ」や「豊前本ガニ」の産地へ通じる既存道路に案内板を設置する事業でありますが、この事業に対しては賛同するものですが、全国的には豊前海という海は知られていないことに不満があります。その理由は地図上には豊前海という海は存在せず、周防灘と表示されているからです。そもそも周防灘の「周防」とは山口県の地域の名前であり、なぜ九州の海に、山口の地域の名前をつけるのでしょうか。
 私は、豊前海ブランドを全国に発信するためには、まずは地元に誇りを持つことが重要であると考えます。
 以前行橋市の八並市長は、シンポジウムの中で、福岡県一を誇る生産高の行橋産食用「菜花」が東京の市場で流通するときには「博多菜花」と呼ばれていることを例に挙げ、この地域のブランド名の必要性を説かれていました。私も同感で、海産物や農産物に恵まれたこの地域のブランド化をはかり全国に発信することが活性化につながります。
 そこで私は、2つのことを提案します。①地図上の呼称を「豊前海」とすることを国に提案すること。②北九州空港を通称「豊前海空港」と呼ぶことです。
 「豊前海」という海、そして「豊前」という地名に誇りを持つことから始めましょう。そこからが地域ブランドの始まりです。

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