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2008年06月29日

黒崎からオリンピック出場!!

「セーリング470級」ってご存知ですか? 実はこれ、私の黒崎小学校と黒崎中学校の後輩に当たる上野太郎君のオリンピック出場競技の名前です。全長470センチのヨットでタイムを競う競技のことです。たぶん黒崎からは初のオリンピック出場選手ではないでしょうか。
6月27日その上野君を囲んでの壮行会をクラウンパレス北九州で行いました。黒崎中学校同窓会の方や彼の母校である同志社大学の同窓会の皆さんと上野君の同級生に地元黒崎の皆さんが一堂に集まり盛大な壮行会となりました。会場で上野君応援のためのTシャツ販売を行いましたが、多くの皆さんにお買い上げいただき、ほぼ完売に近い状態になりました。来賓の麻田千穂子副市長にもお買い上げいただき大変感謝しています。
またその日は、北橋健治北九州市長に表敬訪問に伺ったところ、市長から「黒崎の広告塔になってください」と激励を受けたそうです。
「黒崎から金メダリストを!」私も期待しています。
最後に黒崎中央小学校での児童たちの温かい激励に上野君のみならず私も感動しました。そして上野君の人柄には私もひきつけられました。
北京オリンピックでのご活躍を心より祈念いたします。

2008年06月25日

来場者数

今日は黒埼の活性化についてですが、7月にも認定が見込まれる黒崎地区の中心市街地活性化基本計画の中において、コムシティの中にある子供の館のリニューアルによる来場者の増加の見込み人数は約10万人であるのに対し、年金病院跡地の文化交流ゾーンに広場と図書館とホールが整備されたときの来場者数は約12万4千人とされています。そこでそれらの整備にかかる費用について考えてみると、子供の館のリニューアルは予算的に見れば1~2億円程度あれば十分で、それに対して、図書館やホール建設にかかる費用は数十億円単位になると思われ、投資額からする来場者数は、子供の館のほうが断然効果的ということなります。そこで、今日の新聞にもコムシティに関連する記事がありましたが、黒埼再生のためにも子供の館については一日も早いリニューアルを望みます。

2008年06月16日

継続審査

この6月議会に提出した、議員提出議案である条例案(6月4日のブログに掲載)は、付託された総務財政委員会において慎重審査を期すため全会一致で継続審査となりました。
その後、各会派2名からなる協議会において、この議案の取り扱いの協議がなされ、継続して協議会の中で議論していくことが決定しました。
この議案は、議員の権能にかかわることであり、前向きな議論を期待し、協議会において全会一致を目指し、9月議会には全会派全議員からによる条例案になるよう、今後の協議会に臨む覚悟です。

2008年06月12日

付属機関に類する会合

本日、一般質問のトップバッターで質問しました。その中で標記について質問をしましたが下記のような内容です。皆さんもよく○○審議会という言葉を聴いたことがあると思いますが、これは、市長が市政における重要な事項を諮問する機関で、条例によって設置されることが義務付けられており、地方自治法では付属機関といわれています。それに対し北九州市では市政における重要な事項を諮問する機関でありますが、条例によって設置されないものを付属機関に類する会合と呼んでいます。この付属機関に類する会合と同様の趣旨でできた機関が他の都市にもありますが、最近の裁判判例では条例によらないこのような会合を違法であると指摘しています。このことを北九州市に当てはめてみると、北九州市学校給食審議会といわれる付属機関と北九州市食育推進会議という付属機関に類する会合が存在します。実は北九州市の重要施策である中学校給食の検討については、学校給食の普及発展に関する審議を行う北九州市学校給食審議会があるにもかかわらず、違法性が指摘される付属機関に類する会合である北九州市食育推進会議で議論されていることに対し、その理由を問い正しました。教育長の答弁は、北九州市学校給食審議会では給食費についての審議を行っているため、中学校給食については北九州市食育推進会議で議論を行っているとの答弁でしたが、北九州市学校給食審議会の審議項目に学校給食が普及発展が含まれている以上、そこで議論し答申を出すべきと考えます。

2008年06月08日

6月議会で一般質問します。

昨年の12月議会以来の一般質問をします。
日時は、6月11日水曜日午前11時20分の予定です。
質問項目は下記のとおりです。
1.本市建築物の耐震化について
2.ペットの火葬場について
3.付属機関に類する会合について
4.競艇事業について
5.副都心黒崎について
以上です。
当日はケーブルテレビによる中継があります。またお時間のある方は、ぜひ議場まで傍聴にお越しください。

2008年06月06日

全会一致を目指して

昨日、議員提出条例案提出後、初の議会運営委員会が開かれました。委員会の最後に委員の一人から、この条例案は政策的なものではなく議会改革の議案ゆえ、議会運営委員会で先に議論すべきだという意見があり、また、そもそもこのような議案が出ることを聞いていなかったという意見も出ました。しかし、これは政策にかかわる条例議案であり、わが会派の代表者から各会派の代表者に1ヶ月以上前に6月議会に条例案を提出する旨は伝えていました。
議会運営委員会での意見には少し驚きましたが、すべてが議会にとっては初の試みです。今は、生みの苦しみというところでしょうか。いずれにしてもこの条例案が成立すれば、二元代表制の一翼を担う議員として会派、政党にとらわれず、議会の能力を向上させることができるはずです。
全議員のご理解をいただいて、全会一致による可決を目指して一層努力します。

2008年06月04日

議員提出条例議案提出

これまで北九州市議会では、政策にかかわる条例議案が可決成立したことがありません。過去の理由は私もよく知りませんが、これからは、地方分権が進む中で、市長の権限は大きくなります。それに対して議会も二元代表制の一翼を担うものとして、監視能力だけでなく、政策立案能力を持つ必要があります。今回の条例案は、今年の12月にも提出が予定されている新基本構想に基づいて策定される基本計画を条例において議決事項(地方自治法上、基本計画は議決事項となっていない。)にすることで議会がより重要な計画に対し関わり、丁々発止することで市民の付託に答えようとするものです。更にはパブリックコメントをするような計画についても議会への説明を義務化することで、より議会が計画策定に関わることで市民の声を反映させることができるものと期待しています。またこれまで北九州市ような政令市が、政策にかかわる条例議案を成立させたことがないということが異常であり、今年の2月議会に執行部が提出したモラルマナー条例などは全国的に見ても議員提出議案の場合が多く、これを機会に議員提出による政策議案が増えることこそが議会の活性化にもつながるものと確信しています。いずれにせよ、この6月議会でこの条例議案が成立するよう努力しなければなりません。