行政視察
8月4日から6日の2泊3日行程で生き生きと暮らせるまちづくり特別委員会の行政視察に行きました。初日は千葉県我孫子市にお邪魔し、「送迎バスの空席を活用した高齢者等外出応援事業」についてお話をお伺いしました。病院や自動車学校などの送迎バスに65歳以上の方と障害者が無償で送迎ルート上であれば自由に乗ることが出来るというものです。翌日は、栃木県大田原市の知的障害者更生施設「かりいほ」にお邪魔し石川施設長にお話をお伺いしました。ここは、中軽度の知的障害で、窃盗などの非行や人間関係があまりうまくいかないために問題行動を起こす人たちの自立を目指す施設ですが、石川施設長の熱い想いに感動しました。最後に富山県富山市の富山型デイサービスについて「ふるさとのあかり」という事業所で代表の山田さんにお話をお伺いしました。富山型デイサービスの特徴は、赤ちゃんからお年寄りまで、障害のあるなしにかかわらず受け入れることにあります。代表の山田さんが先駆者とし前例主義の役所に対して果敢に取り組んでいったお話をお伺いし、福祉の世界における情熱の大切さ、決してそろばん勘定ではない、真に弱者を思いやる気持ちが大切であることを学んだ視察でありました。