100円商店街
昨日、山形県新庄市より、斉藤一成なる新庄市職員をお招きし、100円商店街の取り組みについてのお話をお伺いしました。実はこの方、公務員でありながら新庄市の商店街を活性化させた方で、現在は経産省の外郭団体の中心市街地商業活性化アドバイザーも兼務される方なのです。新庄市商店街では斉藤氏の発案で各店舗が決められた日に100円の商品を店舗前で販売し、支払いは店内のレジにおいて行うことよって、各店舗の敷居を低くし売り上げを伸ばしています。すでに全国で18箇所で実施されており、黒崎の皆さんにもその可能性を探っていただく為、北九州商工会議所が招聘したものです。予算10万円で1万人の集客を得てなお且つ補助金は使わないため、商店街活性化への取り組みとしては、かなり実効性の高いものになるのではないでしょうか。
これまで街の賑わい作りとして、商売とは無縁のイベントを高額な予算をつけ実施してきましたが、100円商店街の取り組みであれば、ご自身の商売にも関係があり、売り上げも伸びる可能性を秘めているのですから一度商店主らで検討していただきたいものです。