衆議院解散
本日、麻生総理は衆議院を解散した。事実上これから40日間の選挙戦が始まる。議員となってこれで3度目の衆議院選挙となるが、これまでにない自民党への逆風を肌で感じる。
しかし4年前の衆議院選挙は郵政民営化の是非を問う選挙となり、解散時点では反対派が党内にも多数おり、自民党の過半数維持は難しいのではないかといわれていたが、刺客などの戦略が功を奏し自民党大勝となった。 まだ投票日まで40日もある。私も全力で戦い抜き、政権担当能力はどの党にあるのかを有権者に問いたい。
ところで、民主党は今回の選挙で、最低賃金時給1000円を掲げているが、このことについて経済学の先生にお話をお伺いしたところ、「現在のように雇用と労働の需給関係のバランスがとれていない時に時給1000円を実施すれば企業がさらに雇用を絞り失業者が増えることになる可能性がある。」と言われていた。
私も、最低賃金を上げるだけでは、中小企業を中心に経営を圧迫し、工場などの海外進出を加速させてしまい、結果として雇用の場を奪うことになるのではないかと考える。
そこで最低賃金のアップさせるためには、一日も早い景気回復を図り、安定した経営基盤の中から最低賃金を上げる取り組みを考えなければならない。